マルクス
マルクスは発展段階構想で、古代ギリシア・古代ローマなどの「古代奴隷制」のほかに、アジア的生産様式を「一般的奴隷制」とした。両段階の土台をなす基本共同体の相違に着目すると、種族共同体内部で全体的に家産制的隷従に陥った後者と、都市共同体から疎外され温情的庇護なしにモノと見なされた前者とに区別することができる。
熱帯・亜熱帯でのゴム・煙草・砂糖などのプランテーション農業や鉱山など、一次産品における労働では、労働者が生産物の直接的消費者とならないため、私有財産を持たない奴隷は効率的であった。しかし、二次産品以降の工場労働者は、製品の消費者となり得るため、賃金労働が進められた。国の工業化が進むと、内需拡大策の一つとして、一次産品の労働者についても賃金労働が推し進められた(大土地所有制は維持される)。また、大土地所有制を否定し、農地改革をすることで農民の収入増を実現し、賃金労働農民を作らない政策を行った国も存在する
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